おいらん挿しの中でも最もオーソドックスなスタイルです。先端は耳掻き状になっています。(※大きいので耳掻きにはできません)。鼈甲(べっこう)色となっています。
ひところ、私のお店でもニュヨーカーが発信源となって、お箸をかんざしの代わりにして、"Geisya-girl style"などと言っていた時もありました。 今も時々、私のお店で見かけますが、それも一興。ここでは、現代でも細々とおいらん挿しを作り続けるメーカーさんを探しに探して最も古典的なフォルムの芳町と松葉の2種類をSHOPではお届けします。
髪の毛だけでなく帽子などのオーナメントとしても私のお店では人気のある商品です。
☆おいらん挿しは、その名の通り、江戸期の吉原を中心とした独特の文化から生まれた品物です。時代劇でも時々花魁の衣装を見かけますが、「目立つ」と言うことを第一に考えた姿ですね。着るもの付けるもの履くもの全て豪華なつくり今で言うと叶姉妹ですな。「あなたは、奢侈禁止令違反の総合商社です。」と言われそうですな。かんざしも当時は、高価なもので、何しろおいらん挿しを本物の亀さんの鼈甲で作っていたそうで、本数が多ければ多いほどそのお姉さんたちのパトロンの財力があると言う目安でもあったんですな。このページでご紹介する商品は、材質は、プラスチック=フェイクの鼈甲となります。成田空港に行くと税関の展示にあるワシントン条約で輸出入が禁止されている亀さんの甲羅・タイマイで昔は作ってたんですね。
とやかくコメントは、野暮。とにかく使ってみてください。


大きさは、帽子との比較や一覧表を参考にご想像お願いします。シンプルだからこそ自分を飾れる商品です。それと江戸のエスプリをこの21世紀に皆さんで伝えて楽しんでみてはいかがでしょうか?
余談ですが芳町とは、下駄でも女性用の二本歯芳町下駄という名称が残っていますが、これは、「江戸時代から戦前まであった花街芳町の芸者さんが履き始めた下駄のスタイルをそのように呼んだそうで、おそらくこのかんざし芳町もさきがけて愛用したのが芳町の芸者のお姉さん方だったので呼ばれたのではないか?」
と言うお話を私の下駄作りのお師匠(浅草の履物卸業協会長老90うん才)にお聴きしました。その御大に「松葉は?」と聴いたら「そりゃ松葉の形してるからじゃねーか!松は、いつまでもあおくてお姉さん方にとっては縁起がいーやね。」とのことでした。






